Win-Win

ビジネス用語として登場することの多い「Win-Win」。

取引をするときに、相手側と自分側の双方に利益の出る関係を現しています。

 

この用語が、一般的となり、人間関係にも使われるようになっているようです。

 

 

 この「Win-Win」という言葉はあの有名なスティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」で説明されたのが最初とされています。

 

 

 

この言葉が、使われるときに少し違和感を覚えることがあります。

それは、当事者たちだけが「Win-Win」で、その周りの関係者がLoseの状態に陥るのではないかとという想像に基づいているようです。

 

経済競争の中で、企業合併し、自社の不得意な点を合併先の企業のノウハウで補い、逆に相手企業の不得意な点を自社の得意なノウハウで補い、より強化な組織体、企業として臨んでいく。

これは決して非難されるものではなく、経営上もよい方策と考えられます。

 

この合併によって、競争に負けた企業のことまで考えていては、生き残ることは難しいのかもしれません。

両企業で働く勤労者たちにリストラなどのしわ寄せがあり、潤うのが経営陣だけというのでも何か不合理な気がします。

 

この「Wn-Win」の関係が2社だけでなく、全体に波及することが望ましいと考えるのは甘いのでしょうか?

 

本来のWin-Winの関係は「あらゆる相互依存的関係において、Win-Winを考えること」と7つの習慣の中でスティーブン・R・コヴィーは述べています。

このあらゆる相互依存的間関係を考えずして2者間だけで「Win-Win」を考えると、どこかにひずみが生まれるということでしょう。

「相手の勝利を自分のものと同じくらい切実に望む気持ちや、関係者全員の利益を模索しようとする姿勢」が必要とスティーブン・R・コヴィーが説いている言葉が、「Win-Win」の関係を築くうえで、相互理解と信頼関係が築かれることが必要だということになるのですね。

 

自分の属する組織の中で、いろいろ考えさせられている毎日です。

 

 

 

 

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