ミラーリング

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一般的にコミュニケーションは

「ペーシング」⇒「ラポールの形成」⇒「リーディング」という

3つのフレームで形成されているといわれます。

 

「ペーシング」によって相手に類似性を感じてもらうことで

親近感、共感、安心感を持ってもらうことで、

お互いの信頼関係を築き、お互いの利益になる方向性を

探っていこうということです。

 

この「ペーシング」というスキルは3つの基本スキルがある

ということを前回までに学習しました。

 

その最初の「ミラーリング」について学習しました。

 

「ミラーリング」とは、相手の表情や顔の傾き、

上半身(手の動きや上体の角度)、

下半身(足の状態)、呼吸などの相手の視覚情報に

合わせていくものです。

 

eye

 

これは、心理学の「類似性による親近効果」と呼ばれるもので

1.人は自分と共有点がある人には、心がオープンになり、親しみを感じやすい。

2.良好な関係の二人は、同じ動作をする傾向が高くなる。

と解説されています。

 

私たちの生活の中でも、初対面の人と話し始めたとき、

同郷であったり、学生時代に同じスポーツをしていたりしたことが

わかると親近感がわくのは経験したことがありますね。

 

私も、釣りが趣味であったり、応援しているプロ野球チームが

広島カープであったりすると、もうそれだけで旧知の友人のような

気持ちになります。

 

また、良い関係にある2人は同じペースで同じような動作、

姿勢をとりやすいといわれます。

 

暇な折にカフェなどで同性同士のテーブルを観察すると

面白いです。

 

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完全に上下関係のある2人、少し意見の相違のある2人、

本当に息がぴったりの2人などいろいろ観察できるものです。

 

人間も動物ですから、異形のものには警戒心や違和感を感じ、

同形のものには抵抗が生まれにくいという動物的な本能を

持ち合わせています。

 

ですから、意図して相手の視覚情報に合わせて

コミュニケーションをとるということが、

共感性を高めるために有効であると考えるわけです。

 

ただ、猿まねのようになってしまうと、

相手に好意をもってもらえるどころか、

不快感、嫌悪感を与えてしまうことになりますから

さりげなく気付かれないように行うことがポイントだそうです。

 

練習が必要ですね。。。

 

このように、ミラーリングを行うときの注意としては、

・相手を尊重する

・違和感を持ったら止める

ということです。

 

実際にミラーリングするにあたって

相手を観察(キャリブレーションと呼ばれます)する点は

次のような点が挙げられています。

 

・「顔」

頭がまっすぐか、前後左右どちらかに傾いているか

顎の位置を合わせる

口角、目の開き具合を観察し合わせてみる

 

・「上半身」

背筋が伸びているか

前後左右の傾きはどうか

手を揃えている、握っている、腕を組んでいるなど
その他のジェスチャーを観察する

 

・「下半身」

足をひらいているか、閉じているか

足を組んでいる(どちらが上か)

 

・「呼吸」

呼吸は、胸、腹どちらで行っているか

呼吸のリズム→肩をみる

深い呼吸か、浅い呼吸か

 

legs

 

これら上記の観察部位について

更に動きや変化を観察していきましょう。

表情の変化、見える皮膚の色、目の動き、瞬き、

瞳孔の開きなど。

姿勢の動きの変化も観察します。

顔の動き、手足の動き、また動きの停止など

胸やお腹の呼吸の深浅、一時停止などを観察し

声の変化(トーンやテンポ)についても

観察し、ミラーリングできるようにしていきましょう。

 

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