空にぽっかり浮かぶ雲。英語ではcloud.

小学校の理科で学んだ記憶がありますね。
空に浮かんでいる雲と、お湯から上がる湯気が同じものであるということを知ったときは驚きましたね。
どちらも小さな水の粒、これが周りの温度によっては氷の粒となるということで、上の問題の回答は、小さな水や氷の粒ということですね。
水は、固体、液体、気体の三つの形になるということは理科で勉強します。
普段は見えませんが、小さな水の粒というのは水蒸気として私たちの身の回りの空気の中に漂っているわけです。
これが水という液体になるのは、一定の体積の中に含まれる水蒸気の量を超えた場合、飽和水蒸気量を超えると水滴となる。そしてそれには温度が深くかかわっており、温度が低くなれば飽和水蒸気量は小さくなるのでしたね。
冷たいコップの周りに水滴がついたり、お風呂の天井に水滴が溜まるというのはこうした理由からだというのは習った覚えがあります。
これが自然の中で見えるのが、霧や雲、そして、雨や雪、ひょうといった自然現象だということ。
自然の中では、気温、気圧などのいろいろな要素がからみあって、いろいろなところで目に見える雲の種類になっているのでしたね。
私たちは常識的に上空の方が気温が低く、空気が薄いということを知っています。
空気は暖かいほど軽く、冷たいほど重いということも。
だから暖かい空気ほど上昇しやすいということ。
これが上昇気流を生み、水蒸気を水や氷の粒の雲を作っているということです。